セミナー
受付終了
公開日2023.10.08
更新日2023.10.06
こんにちは婚活コンサルタントの桐山栄子です。
以前開催した「なぜ仮交際で終わる? 失敗から学ぶ魅力再発見セミナー」にご参加いただいた方々から、たくさんの感謝と共感の声をいただきました。この度、その内容をもう一度シェアさせていただきたいと思います。仮交際の終息、それは多くの方が直面する課題です。しかし、その経験から学び、自らを高める手助けとなる具体的な方法について、このセミナーで深掘りしていきました。今回、そのエッセンスを皆様と再度共有したいと思います。
里子さんは32歳、都内の大手企業で活躍するOL。明るく、社交的でありながら、彼女自身が思うような恋愛の成果が得られないことに頭を抱えていました。仮交際までのステップはスムーズに進むものの、そこから先に進展しない。彼女自身が「いい人」であるゆえの、相手に印象を残すための積極性や独自の個性を出すのが苦手であることが背景にあった。 そんな彼女が、恋愛における自身の課題を解決すべく、東京婚活ゼミナールへ入会。ここでの出会いが、彼女の恋愛スタイルを変えるきっかけとなりました。 桐山からのアドバイス 桐山は、里子さんの悩みをじっくりと聞き取った上で、以下のようなアドバイスを彼女に伝えました。
里子さんは「いい人」であることが強み。しかし、それだけでは相手に印象を残しにくい。自分の興味や趣味を深めることで、自然と会話の中で独自の視点や情熱を表現できるようになる。
桐山:「さて、里子さん、婚活の中での自分の魅力って、どう感じていますか?」
里子さん:「うーん…正直、特別な趣味や興味があるわけではなく、ただの普通のOLだと思います。だからこそ、相手にどうアピールすればいいのか分からないんです。」
桐山:「そう感じるのも分かりますが、普通の中にも実は隠れた魅力がたくさんあるはず。例えば、休日はどんなことをして過ごしますか?」
里子さん:「休日は…読書や映画鑑賞、時々友人とカフェでおしゃべりすることくらいですね。」
桐山:「読書と映画鑑賞、それは面白い!最近読んだ本や観た映画は何ですか?」
里子さん:「最近読んだ本は『時をかける少女』の再読と、観た映画はフランス映画の『アメリ』です。」
桐山:「素敵な選択ですね!それなら、里子さんは古典的な物語や、独特の世界観を持つ映画が好きなんですね。そこには、ロマンティックで深い感受性があると感じます。」
里子さん:「え、そうなんですか?ただ、好きなものを選んだだけなんですけど…」
桐山:「その”ただの好み”が、実は里子さんの深い部分を映しています。例えば、デートの際に『私、実はこんな映画や小説が好きなんです。独特の世界観に浸るのが好きで…』と語るだけで、相手にとっての里子さんの魅力的な一面が伝わるはず。」
里子さん:「なるほど…自分の普通を、もう少し深く掘り下げて伝えることで、相手にも興味を持ってもらえるんですね。」
桐山:「まさにそう!自分の中の”普通”を大切にし、それをアピールポイントとして活かしていきましょう。」
仮交際の際、いつも相手のリードに従っていると、相手に自分の存在感を伝えられない。週末のアウトドアや、新しいカフェやレストランの訪問など、積極的にデートのプランを提案することで、自分の意志や個性を相手に示す。
桐山:「里子さん、デートの際、普段どんな場所を選びますか?」
里子さん:「ええと…実は、いつも相手に選んでもらっています。私、あまり場所を決めるのが得意ではなくて…」
桐山:「それはもったいないですね。里子さんには確かな好みや意見があるはず。例えば、前にお話ししていた映画『アメリ』のような独特の世界観を持つ場所やカフェは好きですか?」
里子さん:「はい、大好きです!」
桐山:「それならば、デートの際に『最近、独特の雰囲気があるカフェを見つけたんです。一緒に行ってみませんか?』などと提案すると、相手も新しい発見があると感じるかもしれませんよ。」
里子さん:「でも、私の提案が相手の趣味と合わなかったらどうしよう…」
桐山:「その心配も分かりますが、自分の好きなことを共有することで、相手も里子さんのことをもっと知ることができるんです。逆に、もし相手がそれを気に入らなかったとしても、それはそれで二人の相性の一つの指標となるかもしれません。」
里子さん:「確かに…自分からもアクティブに提案することで、相手に自分のことをもっと知ってもらえるんですね。」
桐山:「まさにそうです!里子さんの中の魅力や好みを積極的に伝えることで、もっと多くの共通点や絆が深まるはず。アクティブなデートの提案をして、自分の存在感をしっかりと示していきましょう!」
里子さんの優しさや気配りは、相手にとって大きな魅力。ただ、それを伝えるタイミングや方法を見失ってしまっていることも。デートの後や、相手からの小さな気配りに対して、感謝の気持ちを率直に伝えることで、相手との絆を深める。
桐山:「里子さん、相手に対する感謝の気持ち、どのように伝えていますか?」
里子さん:「うーん、ありがたいとは思ってるんですけど、なんとなく恥ずかしくて、直接言うのは難しいです…」
桐山:「そうですか。でも、以前お話しした中で、ある時、デート中にお店に日傘を忘れてしまい、彼があなたのためにその日傘を届けてくれたことがありましたよね?」
里子さん:「ええ、そうです。あの日は帰るころには涼しくて…」
桐山:「その時、彼にどう感じましたか?」
里子さん:「とても感謝していました。でも、何となく当たり前のように受け取ってしまい、きちんと感謝の言葉を伝えられませんでした…」
桐山:「里子さんの気配りや優しさは、大変魅力的。ただ、その感謝の気持ちを相手に伝えることで、相手もあなたの気持ちをより深く感じ取ることができます。次回からは、ちょっとしたことでも、感謝の気持ちを率直に伝えてみてはどうでしょう?」
里子さん:「直接言葉で伝えるのはまだ恥ずかしいです…」
桐山:「そんな時は、LINEでちょっと積極的に感謝の気持ちを述べるのがおすすめです。ハートマークなどを使って大胆に装飾することも効果的ですよ。里子さんにとって、それくらいのアクションが、他の人と同じくらいの感謝の表現になるかもしれませんよ。」
里子さん:「なるほど…小さなステップから始めて、感謝の気持ちを伝える習慣を身につけたいと思います。」
里子さんが日常では見せない、少し変わった趣味や興味を相手に知らせることで、彼の興味を引きつける。例えば、LINEでのやり取りの中で面白いスタンプを使ったり、突然のサプライズなど、相手が予測できないような行動をとることが桐山からの提案。
桐山:「里子さん、相手に意外な一面を見せることは、非常に魅力的ですよ。実は、自分でも気づかないようなギャップや特色があるのではないでしょうか?」
里子さん:「ギャップ…といわれても、日常生活でそういうものを意識したことがないので…」
桐山:「以前、あなたが短期間だけアクロバティックヨガに挑戦していたという話を聞きましたが、それはとても意外でした。」
里子さん:「ええ、それはちょっとした趣味で。でも、それを隠していました。」
桐山:「それはなぜですか?」
里子さん:「ちょっと変わっていると思われるのが恥ずかしかったので…」
桐山:「それこそがギャップの魅力です!日常的なOLの里子さんと、アクロバティックヨガに挑戦するアクティブな里子さん。この二つのギャップがあなたを魅力的にします。例えば、LINEのやり取りの中で、突然そのヨガのポーズの写真を送ったり、あるいは面白いスタンプを使ってみては?」
里子さん:「そういう風に考えたことがなかったです。」
桐山:「予測不能な行動や趣味が相手の興味を引きつけます。少し勇気を出して、新しい自分を相手に見せてみてください。それが里子さんの新しい魅力になるかもしれませんよ。」
この度は、私、桐山栄子の婚活セミナーに参加いただき、誠にありがとうございます。
セミナーを通じて、多くの方々が自らの魅力や可能性を再発見し、より豊かな人間関係や恋愛を築く一助となれれば幸いです。 私が今回特に取り上げさせていただいたのは、「自分一人では自分のことは完全にはわからない」ということ。私たちの中には、認識していない魅力や可能性が潜んでいることが多く、他者の視点やフィードバックがその発見の鍵となることがあります。
里子さんのケースを通して、私たちが見たのは、自身の中の未知の魅力や個性が実はたくさんあるということです。彼女の経験は、多くの方々にとっての参考となるでしょう。私のセッションやセミナーの目的は、単にテクニックやノウハウを伝えることではありません。それよりも、一人ひとりが自身の中に眠る魅力を認識し、それを輝かせるためのサポートをすることです。
最後に、私たちの人生や婚活における旅は、自己発見と成長の連続です。東京婚活ゼミナールでのセッションは、その旅の一部。皆様が自分自身をより深く理解し、愛する人との素晴らしい関係を築いていけるよう、これからも全力でサポートして参ります。 あたたかい気持ちで、新しい一歩を踏み出してください。