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「我が家VS新生活」:アラフォーの領土戦争と婚活の秘密

東京婚活ゼミナール

「我が家VS新生活」:アラフォーの領土戦争と婚活の秘密

公開日2023.10.07

更新日2023.10.03

東京婚活ゼミナールの伊藤です。仲人が経験する、家持ちの40代の困難な婚活の現場からのレポート。 婚活市場において、40代の家持ちの男女の婚活は一筋縄ではいきません。彼らが40代まで築いてきた自分の生活、そしてその証とも言える「自分の家」。そこに新たに誰かを迎え入れるのは簡単なことではないのです。

自分の家、自分のルール

一番多いのは、”自分の家に住む”という条件を掲げる40代の男性たち。たとえば、太一(46歳、仮名)は10年かけて自分の理想の家を手に入れました。「ここに住みたいと思ってくれる女性がいれば、それだけで結婚相手の条件は満たされる」と彼は言います。しかし、現実はそう甘くありません。

女性の「私も家を持っている」

美奈子(44歳、仮名)は、自分の家を持っている女性。彼女の場合、相手に自分の家に住んでもらう、または双方の家を維持しながら、週末夫婦として過ごすことを望んでいます。しかし、多くの男性は彼女の提案に首を縦に振れません。

 

お見合いでお互い歩み寄れない例

男性(Aさん): ちなみに、お住まいはどちらのエリアになりますか?

女性(Bさん): 私は市の西部、実家の近くに家を持っていて、そこで生活しています。親も高齢になってきたので、近くにいると何かと安心なんです。Aさんは?

Aさん: 私は都心の駅近くにマンションを持っています。仕事の都合もあり、駅近はとても便利で気に入っています。

Bさん: それは確かに便利ですよね。でも、私も親の近くにいることを考えると、引っ越すのは難しいと思います。

Aさん: もちろん、Bさんの立場も理解できます。親御さんのことを思うと、そういう選択をするのも当然です。ただ、私自身、駅近の生活に慣れてしまっていて、都心を離れるのは考えられないですね。

Bさん: 確かに、都心の便利さは魅力的です。でも、私の家は思い出の詰まった場所で、それを離れるのは難しいです。

Aさん: 分かります。それに、高齢の親御さんのサポートも必要ですよね。ただ、私もマンションを手放すのは考えられないですし、二つの家を維持するのも大変そうです。

Bさん: そうですね。正直、お互いに譲れる部分が見当たらない気がします。

Aさん: 残念ですが、それは確かにそうですね。お見合いの段階でこんな選択を迫られるとは思いませんでした。

Bさん: 私もです。でも、これもまた婚活の中での一つの経験として、前向きに受け止めたいと思います。

 

どちらも家に思い入れやライフスタイルの違いがあるため、相手の意見を尊重しつつも、結局、合意に至ることができないという状況です。意外と多いのが現実です汗。

仲人のアドバイス、しかし…

仲人としてアドバイスをしても、この年代まで頑張ってきたからと、「誰でもいいわけではない」という姿勢を崩さない人が多い。家というのは、ただの物件以上の価値を持っている。思い出や生活の基盤、自分のアイデンティティーの一部とも言える。 麻理(48歳、仮名)は、こう語る。「私の家は私の全て。ここに住む人は、私の生活や価値観を理解して、受け入れてくれる人でなければ無理」。

柔軟な心、その必要性

一方で、柔軟な心を持って婚活に臨む人もいます。純一(49歳、仮名)は、婚活を通じて気付いたことをこう話します。「最初は自分の家に住むことを条件にしていたけど、結局、家よりも一緒に過ごす人との相性が大切だと気付いた」。 仲人として、アラフォー以上の男女には、自分の生活に入ってくれる人を望むのではなく、共に新しい生活を築いていく心の余裕が求められると感じています。

結論

アラフォー以上の婚活は、確かに困難が多い。しかし、相手との新しい生活を想像し、柔軟な心で臨むことが、幸せな結婚への近道かもしれません。どんなに素敵な家を持っていても、そこで過ごす人との関係が最も価値のあるものなのですから。

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