お見合いのアピールが強すぎる？28歳大輔さんの実例と最適なアピール術

こんにちは、東京婚活ゼミナールのスタッフ、伊藤です。私は、大輔さんという28歳の男性と面談を重ねてきました。

彼は、自分の魅力をしっかりと伝えることに自信を持っています。その熱意や自信は、彼の言葉や態度からも明らかでした。しかし、彼が伝えようとする内容が、時折、相手にプレッシャーを与えてしまうのではないかと感じることがありました。

直接大輔さんにこの感じを伝えるのは難しく、そこで桐山先生に相談することにしました。

大輔さんのプロフィール

名前: 大輔さん

年齢: 28歳

職業: ITエンジニア

年収: 650万円

趣味: トレッキング、映画鑑賞、カメラ

お見合いでのアピール：大輔さんの体験から学ぶ

面談の中で、桐山先生は大輔さんに質問しました。

桐山先生:「大輔さん、お見合いの際、自分の魅力をどのように伝えるよう心掛けていますか？」

大輔さん:「僕は、自分の長所やこれまでの経験をしっかり伝えることが大切だと思っていて、それを率直に伝えるようにしています。」

桐山先生:「それは素晴らしいことですね。しかし、相手がどう感じるかも考慮することは重要です。伝える情報の量やタイミング、そしてその内容について、具体的にどんなことを話していますか？」

大輔さん:「例えば、僕は子供が大好きで、将来は家庭を築くことを強く望んでいます。その熱意を伝えるために、よく自分が良いパパになれると思っているエピソードを話すことが多いんです。」

桐山先生:「大輔さん、あなたが子供好きで、良いパパになりたいという気持ちは非常に素晴らしいと思います。しかし、お見合いの場でその気持ちを強く伝えすぎると、相手にプレッシャーを感じさせてしまうこともあるのではないでしょうか？」

大輔さん:「確かに、そう言われると少し考えさせられます。でも、相手のプロフィールを見ると、彼女も子供が欲しいと書いてあるので、その共通の夢について語ることは、お見合いの場での良いアピールポイントだと思っていました。」

桐山先生:「それは確かに理解できます。共通の夢や価値観は非常に大切なアピールポイントです。ただ、その情熱や熱意をどの程度、どういうタイミングで伝えるかは、相手の反応やその時の状況をよく見極めて行うことが必要です。」

大輔さん:「それは思いつかなかったです。ただ自分の気持ちを伝えるだけでなく、相手の反応や感じることもしっかりと考慮して伝えるべきなんですね。」

桐山先生:「はい、正確にその通りです。相手のプロフィールに書かれていることは大事な情報ですが、それをどう受け止めるか、どう共有するかは、お見合いの場でのコミュニケーションの中で大切に考えながら行動することが、良い関係を築くカギとなります。」

お見合いでのコミュニケーション術：理想と夢の伝え方

大輔さん:「具体的には、どういうタイミングや方法で自分の思いや夢を伝えたら良いと思いますか？」

桐山先生:「それは場の雰囲気や相手の反応にもよりますが、初めてのお見合いでは、まずはお互いの基本的な価値観や考え方を共有することが大切です。例えば、子供好きであることや良い親になりたいという想いは、自分の経験や過去のエピソードとともにゆっくりと話すと良いでしょう。」

大輔さん:「なるほど、突然子供の話を持ち出すのではなく、自分の経験やエピソードから自然に話題を導くようにするということですね。」

桐山先生:「はい、その通り。相手も子供が欲しいという願望があるとはいえ、最初から強くその点を押し出すと、圧迫感を与えてしまう可能性があります。エピソードを交えて、自然にその話題に持っていくことで、相手も安心して自分の気持ちをオープンにできると思います。」

大輔さん:「エピソードを交えるというのは良いアドバイスですが、どのようなエピソードが良いと思いますか？また、話す際の注意点はありますか？」

桐山先生:「良い質問ですね。まず、エピソードは自分らしい、正直なものを選びましょう。たとえば、従兄弟や友人の子供との触れ合いや、子供たちとの思い出深い経験など、自分が子供好きであることを感じさせる実体験が効果的です。」

大輔さん:「それは確かに自分の中でも多くのエピソードがありますね。」

桐山先生:「そうですね。ただ、エピソードを話す際の注意点としては、相手がどれだけ共感してくれるかや、その話が長くなりすぎないように気をつけることが大切です。また、エピソードのポイントを絞り、自分の価値観や思いを簡潔に伝えることで、相手も感じやすくなります。」

大輔さん:「なるほど、要点を絞りつつも、自分の思いを伝えることが大切なのですね。」

桐山先生:「はい、そしてそのエピソードが、相手にとって興味を持ってもらえるものであること。特にお見合いの場では、相手にとって新しい情報や共感できる話題を提供することで、会話が深まるきっかけを作ることができます。」

大輔さん:「相手にとって興味を持ってもらえるエピソード、って難しいですよね。何が興味を持ってもらえる内容なのか、その判断が自分には難しい気がします。」

桐山先生:「確かに、一概に「これが良い」とは言えません。しかし、共感できるエピソードや、自分の本当の気持ちや経験を率直に話すことで、自然と相手も興味を持ってくれることが多いです。」

大輔さん:「でも、その場の雰囲気や相手の反応に合わせて、どんなエピソードを選べばいいのかを感じ取るのが難しいです。」

桐山先生:「それは確かに挑戦的ですが、大事なのは完璧に相手の興味を引こうとするのではなく、自分らしい話をすることです。相手もあなたという人物を知りたいと思っているので、自分の真実のエピソードを話すことで、相手も共感や興味を持ってくれる可能性が高まります。」

大輔さん:「真実のエピソード…。確かに、自分らしさを伝えるためには、本当の自分の話をすることが大切ですね。ただ、そのバランスを取るのが難しいです。」

桐山先生:「難しいと感じるのは当然です。しかし、バランスを掴むことは一緒にレッスンを重ねることで習得できます。ところで、大輔さん、今すぐにでも話せるようなエピソードは何か思いつきますか？」

大輔:「えっと、特にお見合いの場で話すようなエピソード…。あ、最近、甥っ子と遊んでいて、彼が初めて自転車に乗れた瞬間を目の当たりにしたんです。とても感動しました。」

桐山:「大輔さん、甥っ子とのエピソードは非常に心温まるものです。まず、どのようにそのエピソードを始めに話題に出すか、考えてみましょう。」

大輔:「ええと、最初は「最近、家族との時間を大切にしていて…」という感じで始めて、そこから甥っ子の話に移るのはどうでしょうか？」

桐山:「良いアプローチですね。家族の重要性を強調して、そこから具体的なエピソードに繋げる。次に、甥っ子が自転車に乗れた瞬間の感動を、どのように伝えるか考えてみましょう。」

大輔:「その場面で、僕がどれだけ励まし続けたか、そして甥っ子の努力を目の当たりにして、2人で喜びを共有したことを強調すれば、自分の子供や家族への愛情が伝わるかなと思います。」

桐山:「まさに、そういう部分を強調することで、あなたの家族思いや子供好きな一面が相手に伝わりますね。さらに、未来の家庭に対する思いや夢も少し触れてみるのはどうでしょう？」

大輔:「そうですね。例えば、「この経験を通じて、将来自分の子供ともこういった特別な瞬間を共有したいと強く感じました。」というような感じで話すのはどうでしょう？」

桐山:「素晴らしいです！それで、お見合いの相手に、あなたの家庭に対する真摯な考えや愛情を感じてもらえるでしょう。」

大輔:「桐山先生、本当にありがとうございます。自分一人ではこんなにしっかりしたエピソードを考えられなかったと思います。」

桐山:「いえいえ、大切なのは大輔さんの経験や感じたこと。それを伝える方法は一緒に練っていけばいいのです。これからもサポートしていきますよ。」

未来を一緒に作る それが東京婚活ゼミナールです

こんにちは、東京結婚相談所のスタッフ、伊藤です。

今回は、大輔さんと桐山先生の面談の内容をシェアさせていただきました。お見合いにおける自己アピールの重要性、そしてその方法についての深い考察が行われました。

大輔さんの率直な気持ちやエピソードは、彼の魅力を存分に伝えるものでしたが、桐山先生のアドバイスを通して、更に効果的に伝える方法を探ることができました。特に、大輔さんの甥っ子とのエピソードを例にとり、それをいかに伝えるか、という具体的な方法の考察は、多くの方にとって参考になるのではないでしょうか。

この面談から、お見合いの場でのアピールは、ただ自分の良さを伝えるだけでなく、相手が感じることを考慮しつつ、適切に伝える技術も必要だということが伝わってきます。そして、その技術は経験や指導を通して、徐々に身につけることができるものだと感じました。

最後に、大輔さんへのサポートを通して、仲人の重要性を感じました。引き続き、多くの方がお見合いでのコミュニケーションの質が高まるよう精進してまいりたいと思います。

皆さんも、お見合いでのコミュニケーションやアピールについての疑問や不安があれば、私たち東京結婚相談所が全力でサポートします。何か悩みや疑問があれば、お気軽にご相談ください。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。