お金の使い方を整えると、恋も動き出す。──“支出の姿勢”がモテを決める

こんにちは。
東京婚活ゼミナール代表で、婚活コンサルタントの桐山栄子です。

これまで、40代後半から50代の男性を中心に、
「もう一度、人生を共に歩むパートナーに出会いたい」
「子どもを持つことを諦めたくない」
という方々のサポートをしてきました。

その中で、恋愛・結婚の成功を分ける“意外な共通点”があります。
それは――お金の使い方が整っているかどうか。

お金は、単なる数字ではありません。
そこには「生き方」と「信頼の姿勢」がそのまま表れます。

今日は、なぜ“お金の使い方”がモテを決めるのか。
そして、どう整えれば恋が動き出すのかをお話しします。

「稼ぐ」より「使う」がモテを分ける

40代後半の男性の多くは、仕事で成果を出し、経済的にも安定しています。
しかし、収入が高くても「なぜかモテない」という方は少なくありません。

それは、“稼ぎ方”ではなく、“使い方”が乱れているからです。
お金は、その人の「在り方」を映す鏡です。

どう使うかに、その人の思考の整い・感情の整い・価値観の整いが表れます。

• 自分だけの満足に使う人
• ストレス発散に消費する人
• 必要以上に節約して不安をためる人

どれも共通しているのは、「お金を信頼できていない」ということ。
女性が惹かれるのは、金額の多さではなく、お金を整えて使う姿勢なのです。

支出の姿勢は、人生の姿勢

女性は、男性の「お金の使い方」をよく見ています。
食事の支払い方、プレゼントの選び方、時間への投資の仕方――
そこには「相手をどう扱っているか」がそのまま出ます。

たとえば、

• 自分の趣味には惜しまないのに、女性への食事は値段を気にする
• ブランド品を買うのに、身の回りの整理には無頓着
• 将来のために貯金しているが、“今”を楽しめていない

これらはすべて、支出の姿勢の乱れです。
お金の整理ができていない人は、人間関係の整理もできていません。
お金の使い方を整えるというのは、実は「人生をどう扱うか」を整えることなのです。

モテる男のお金の使い方３つの法則

私が見てきた“モテる男性”たちは、決して浪費家ではありません。
むしろ、静かで堅実。

けれど、いざというときには迷わず使う。
そこには共通する３つの法則があります。

① 「誰のために使うか」が明確

自分の満足のためではなく、“人に喜ばれる支出”を大切にしています。
プレゼントではなくても、相手が気持ちよく過ごせる食事の時間や、心が整う空間にお金を使う。
女性は、その「思いやりの設計」に惹かれます。

② 「使わない勇気」を持っている

整った男性は、誘惑に流されません。
必要ないものを買わず、見栄で動かない。
節約ではなく、“静かな選択”。
この一貫性が、「誠実さ」として伝わります。

③ 「お金に感謝している」

稼いでも不満を言わず、「ありがたい」と思いながら使う人は、不思議とまた良いお金が入ってきます。
お金を大切に扱う人は、女性にも丁寧に接します。
“扱い方”はすべてつながっています。

支出を整えると、心が静まる

お金の使い方が整うと、不思議と心が穏やかになります。
なぜなら、お金は“エネルギーの流れ”だからです。

財布が整理されている人ほど、思考もクリアです。
レシートが溜まったままの財布は、過去の迷いを抱えたままの心と同じ。
小さなところから整えるだけで、驚くほど日常が変わっていきます。

• 財布を薄くする
• 電子マネーを使いすぎない
• 収支を毎晩２分で振り返る

それだけで、「自分を信頼できる感覚」が増していきます。
女性は、この“自信の静けさ”に惹かれます。

お金をコントロールできる人は、感情もコントロールできる。
その落ち着きこそ、40代後半から最も輝くモテ要素です。

「お金の整え」は、“未来への整え”

婚活をしていると、
「まだ収入が安定していないから」
「もう少し貯金が増えてから」
と、出会いを先延ばしにする男性がいます。

けれど、女性が見ているのは金額ではありません。
「この人は未来を見てお金を使っているか」です。

• 学びに投資する
• 健康を整える
• 人間関係を豊かにする支出をする

これらはすべて、「未来に向けた使い方」。
浪費でも節約でもなく、“循環するお金”です。

整ったお金の使い方とは、出して減るのではなく、出すことで流れを生む。
女性は、その流れの中で安心します。
「この人となら、一緒に未来を築けそう」と感じるのです。

お金を整える３つの実践ステップ

STEP1：財布を整える

財布は“金運の玄関”。
中身を減らし、レシートを出し、カードを最小限に。
持ち歩く現金を固定すると、無意識の浪費が減ります。

STEP2：月に一度、「支出の整え日」をつくる

月末に１時間だけ、「何に使ったか」を振り返る時間を設けましょう。
支出の一覧を見ると、自分の“軸”が見えてきます。
心が整っている人は、支出にも秩序があります。

STEP3：迷ったときは、“整うお金”を選ぶ

何かを買うとき、「これは私を整えるか？」と自問してください。
モノより空気、人より信頼。
整う方向へのお金は、必ず自分を育ててくれます。

女性は「お金の使い方」に“安心”を感じる

女性は、男性のお金の使い方を通して、「一緒に生きたときの安心感」を想像します。

• 無駄遣いしない人＝堅実で頼れる
• 必要なものに迷わず使う人＝判断力がある
• 誰かのために使える人＝愛情深い

お金の扱いには、その人の哲学が出ます。
整った支出は、整った生き方。
それが、最も美しい“モテ”のかたちです。

結びに──お金の整えは、恋の整え

お金は、愛情の試金石です。
自分と相手、過去と未来、与えることと受け取ること――
そのすべてをつなぐ“循環の軸”です。

だからこそ、モテたいと思うなら、お金の使い方を整えることから始めてください。
整った支出は、心の静けさを生み、静けさは信頼を生み、信頼は、恋を動かします。

モテる男とは、見せびらかす人ではなく、「整えて流せる人」。
今日、あなたが使うお金が、誰かの笑顔に変わるように。
その支出の姿勢こそが、最も静かで美しい“モテ”の在り方です。

東京婚活ゼミナール代表　桐山栄子