40代後半で「モテる男」になるための、静かな戦略

東京婚活ゼミナールの代表で婚活コンサルタントの桐山栄子です。

「もうモテない年齢だろうか…」
そう思い始める40代後半のあなたにこそ知っておいてほしいことがあります。

モテるという言葉に、若さ・派手さ・華やかさばかりを求めてはいませんか？
40代後半で「モテる男」として選ばれる人は、静かな在り方・余白・信頼感をベースに生きています。

このブログでは、

• モテる男の本質
• 40代後半でも磨ける要素
• 日常で使える具体的行動

を体系的にお伝えします。

1.モテる男の本質とは何か？——外見ではなく“在り方”で選ばれる時代

1-1 モテる＝好かれる、ではない

モテるとは多数の人に好かれることではありません。
婚活の世界で求められるのは、一人に「この人でよかった」と思われる力です。
量より質。ひとりの選択を得ることこそがゴールです。

1-2 年齢を超えて残る魅力

若さや肌のハリは徐々に失われますが、言葉・経験・落ち着き・寛容さ・包容力は年齢を重ねることで深まるもの。
40代後半の男性が持ち得るこの“熟成された魅力”こそが、他の世代には真似できないアドバンテージです。

1-3 「モテる」から「選ばれる」へ

婚活とは競争ではなく「選び、選ばれる」プロセス。
選ばれる存在になるためには、相手が感じる
“安心感”“信頼感” “未来へ一緒に歩ける実感” を提供できる在り方が重要です。

2. モテる男が持っている5つの要素（40代後半編）

以下は、40代後半でも磨ける「モテる男」の特徴と、それぞれがどう働くかを解説します。

2-1 清潔感と身だしなみ

婚活でモテる基本はここから。
清潔感は印象の8割を決めるとも言われます。

• 髪型、ヒゲ、肌の手入れ
• ・シワや汚れ・ヨレのない服装
• 靴、ベルト、時計などの細部への配慮

これらが“無頓着”ではなく、“整っている”という信号を送ります。
婚活業界でも「見た目に清潔感が欠ける」ケースは成婚につながらない大きな要因の一つとされています。 

2-2 包容力・余裕・寛容さ

40代後半の男性が女性から求められる要素として、「包容力・余裕」というワードが頻出します。

• 相手の話を否定しない
• 感情に振り回されず、冷静でいられる
• 焦らずゆったり構える

こうした態度が、「この人は安心できる」「この人と過ごしたい」と感じさせます。

2-3 聞き上手さ・共感力

自分が話す力より、人の話を聞く力が評価される年代です。

• 相手を遮らない
• 感情を受け止めるリアクション
• 質問で引き出す

こうした会話のスタイルは、女性に「自分の話を大切に扱ってくれる人」と映ります。

2-4 知性・深み・教養

外見が時とともに変わる一方で、知性・教養・経験の重みは年齢とともに増します。
女性は、浅い会話よりも共鳴する世界観や価値観を求めることが多くなります。
“思考する余裕”を持つ男性は、自然と魅力を放ちます。

2-5 自立感と自己肯定感

頼りがいがあることと、過度な依存心を持たないことは相反しません。
むしろ、自立した姿勢――
経済的だけでなく精神的にも――
を持つ男性は、尊敬され、選ばれます。

また、自分自身の価値を認められている人は、無理をせず自然体でいられるため、その心地良さが異性に伝わります.

40代後半でも変われる、モテる男の“更新戦略”

モテる在り方は、一朝一夕で身につくものではありません。
ただし、意識と行動を変えることで変化は起きます。
以下は、今日から使える更新戦略です。

3-1 見た目アップデート ― 若作りではなく品格の更新

無理に若々しく振る舞うより、「今の自分に似合う洗練」を追求する。

• ジャケットのサイズ感を見直す
• シャツの襟元、ネクタイ、靴のバランスを調整
• 髪型を少し軽く、清潔感ある印象に

これらは、第一印象で「垢抜けて見える」変化を作ります。
また、「外見を磨く」は自己肯定感を育み、振る舞いにも好影響を与えます。

3-2 言葉の整えを意識する

「でも」「だって」「しんどい」などネガティブ語を使わないようにする。
代替として、「〜かもしれない」「〜と感じた」「〜を試してみよう」など、柔らかく前向きな言葉を選ぶ。
言葉のトーンが整うと、空気感も落ち着きます。

3-3 小さな“気配り”を習慣化する

モテる男は、気遣いを“無意識”レベルでできる人です。
例：

• 会話中にスマホをしまう
• ドアを押さえる、荷物を持つ
• 相手の体調や服装に少し触れる（「寒くない？」）

こうした「誰でもできそうで、案外できていないこと」が差になります。

3-4 趣味・学び・世界観を持つ

仕事以外の時間を豊かにすることは、魅力の源泉になります。

• 読書、音楽、映画、料理、旅など、深める趣味
• スキル学び、自己成長を継続する姿勢

こうした外延は、会話ネタにもなるし、共感を呼びます。
また、趣味の場は出会いの場にもなります。
共通の興味をきっかけに自然な縁をつくることが可能です。

3-5 フィードバックの活用

自分一人では気づけない盲点があります。

• 家族や友人に第一印象を聞く
• 結婚相談所の仲人やカウンセラーから率直な意見をもらう
• 面談やデート後、自分の言動を振り返る

こうしたフィードバックを受け入れ“更新”をかける姿勢が、成長を加速させます。

具体シチュエーション別：モテる振る舞い例

以下は、実際の婚活やデート場面で使える“モテる男の振る舞い例”です。

4-1 初対面・お見合いでの振る舞い

• 挨拶時に自然な笑顔と明瞭な声で名前を名乗る
• 相手の目を見て一礼
• 話す量より「聴く量」を主軸にする
• ただし、自己紹介で自分の背景・価値観を少し語る
• 会話中、相手の話に肯定的なリアクションを入れる（「そうなんですね」「なるほど」）
• 終わり際には「今日はありがとうございました。ぜひまたお話したいです」と感謝と希望を伝える

4-2 デート中

• 相手のペースを尊重（歩幅・歩くスピード・会話の間合い）
• 小さな気遣い（椅子を引く、荷物を持つ、飲み物を勧める）
• 会話の終盤で相手の話を拾い、「それについて後で聞きたいです」とつなぐ
• 離れ際に軽く手を差し出す、さりげなく肩や腕に触れる（相手の警戒線を読む）

4-3 LINE・メッセージ

• 返信のタイミングは一定に（遅すぎず、早すぎず）
• シンプルな文章で、過剰な絵文字や装飾は控える
• 会話を広げる質問やフォローを入れる
• 会えた感謝を必ず含める
• 相手の状況を気遣う一言を添える

4-4 離れた後・フォローアップ

• デート後、当日中または翌日に感謝メッセージ
• 次回の約束をやんわり提案
• 相手が触れた話題（趣味・興味）を次の会話につなげる
• 自分の時間にも没頭しながら、スマートに間を置く

こうした振る舞いが、“モテる男”としての印象を積み重ねていきます。

モテる男になるまでの時間軸設計とマインドセット

モテる男になるには時間がかかります。
一夜で変わることはありません。
以下は、半年～1年スパンで改善を積み重ねていくための設計とマインドセットです。

5-1 第一ステージ（0～3ヶ月）：基盤を整える

• 清潔感・身だしなみの再構築
• 言葉遣い・口グセの見直し
• 聞き手スキルの意識
• 小さな気配り習慣化

この期間は“整えるフェーズ”。
見える部分を丁寧にしていくことを意識します。

5-2 第二ステージ（3～6ヶ月）：深化と実践

• 趣味・学び分野を探求
• 出会いを増やす（相談所、イベントなど）
• フィードバックを取り入れた改善
• デート・メッセージの質を上げる

このあたりから、あなた自身にも変化が現れ始めます。

5-3 第三ステージ（6～12ヶ月）：魅力の定着と選ばれ力

• 自然体での振る舞いができている
• 相手を見て柔軟に対応できる
• 安定した自信・自己肯定感を持てる
• 成婚を意識した選別力

この頃には、“モテる男”としての基盤が形になります。

マインドセットの要点

• 結果より「変化」を楽しむ
• 比較ではなく、自分の昨日との違いを見つける
• 完璧ではなく、整っていることを目指す
• 挫折しても、小さな改善を続ける

思考と問題点と打破法

思考 ⇒ 「もう年だから無理だ」
問題点 ⇒ 最初から諦めて行動を止めてしまう。
打破法 ⇒ 成功体験を小さく積む・「1日一つ変える」など

思考 ⇒「これぐらいでいいだろう」
問題点 ⇒ 小さなズレが大きな印象差になる
打破法 ⇒ 他者目線を意識する・フィードバックを得る

思考 ⇒「モテたい」という願望だけを持つ
問題点 ⇒ 表面的な方向に走りがち
打破法 ⇒ モテるではなく「選ばれる」・在り方を軸に据える

思考 ⇒「自分に合った相手なんていない」
問題点 ⇒ 条件に縛られて出会いを狭める
打破法 ⇒ 相手の可能性を許す・条件よりも相性を重視

これらのパターンに気づいたら、意識的に視点を変えることが大切です。

結びに — モテる男は、日常の積み重ねがつくる

モテる男とは、劇的な変化を見せる派手さではなく、日々の振る舞い・言葉・在り方の積み重ねによって選ばれる人です。
特に40代後半という年齢は、「若さ」を武器にできない代わりに、「経験・信頼・余裕」という強みがあります。

あなたのモテる在り方は、必ず誰かの心に響きます。
焦らず、ゆったりと。
今日できる一つの気配りから、次の出会いが静かに動き始めるのです。