東京婚活ゼミナール
公開日2023.09.06
更新日2023.09.04
「学べる結婚相談所」がキャッチコピーの「東京婚活ゼミナール」。一般的な結婚相談所と違い受講者が婚活を正しく学び、1秒でも早い成婚に向けて勉強することができる場所です。東京婚活ゼミナールの学校長である桐山栄子さんは、的確なアドバイスと情報を活用した戦略的な婚活で、多くの方たちを成婚へと導いている婚活コンサルタントとして活動しています。
桐山さんは、会社員を経て2013年から婚活コンサルタントとして活動を開始。トップインフルエンサーでないにも関わらず、10年以上にわたり数千万円の売り上げをキープしている希少な存在です。今回は、浮き沈みが激しい婚活業界で長く活動を続けられる秘訣と、これからの展望について桐山さんにくわしくお話をお伺いしました。
私は子どもの頃から人の気持ちに敏感でした。「〇〇ちゃんは〇〇くんが好き」とか、「誰がどんなことで悩んでいるのか?」など、自然と分かってしまうことが多かったんです。また、お節介な一面もあったため、小学2年生のころには好き同士の二人をくっ付けようとしていました(笑)
高校生になってからは、合コンにハマり、数えきれないほどセッティングしました。合コンでは、いつも「自分がモテたい」という意識はぜんぜん無くて、「みんなを幸せにしたい」という気持ちの方が強く、生きがいにも感じていました。実際、私が開催した合コンのカップル成立率はすごく高かったんです。みんなに「今日の合コンは最高に楽しかった!」と言ってもらえるように、自分なりに工夫して開催していましたし、なによりみんなに喜ばれるのが嬉しかったのもありました。OL時代には結婚適齢期に差し掛かり、結婚式に呼ばれることも多くなりました。そこでも余興やスピーチをよく依頼され、忙しかったんですが人の幸せをお手伝いできてすごく楽しかったんです。
転機は、私自身が恋愛の悩みを占いと恋愛アドバイザーに相談しに行ったときです。そこで受けたアドバイスがすごく一般的で当たり障りのない内容だったんです。そこで、私は生意気にも「これなら私の方が、もっと良いアドバイスができる!」と思ってしまったんです(笑)
仲の良い友達はみんな結婚してしまったこともあって、「せめて仕事は頑張ろう!」と思い、半分は勢いでOLを辞めて独立することにしました。一生に一度の人生ですので、自分の得意分野を活かした仕事をしたかったし、何より人の幸せをお手伝いできることは、私自身の幸福にも直結すると感じたからです。
婚活アドバイザーとして、ブログを書き始めたのが2013年6月。運が良いことに翌月の7月には毎月の面談枠が埋まるほど好評で、幸先のよいスタートを切ることができました。勢いで始めた婚活コンサルタントでしたが、実際に仕事をはじめると楽しくてたまらず、まさに自分にとっての天職でした。
私は、占いも恋愛アドバイザーへの不満は、すべてお客様の話を全く聞いてくれないことが原因だと思っていたんです。一方的に、自分のやり方を押し通すスタイルは嫌だったので、とにかくヒアリングに集中することにしました。最初のヒアリングは2時間半以上。予定である90分の面談時間を大幅に超えても、追加料金など一切取らず、目の前の相談者の話に耳を傾け続けました。
さらに、恋愛相談は1回で解決するケースはほとんどないため、次も有意義なアドバイスをし、リピートしてもらうためにも、顧客情報は細かくメモすることは欠かしませんでした。幸いなことに私自身、人の名前と会話した内容を覚えるのが得意だったため、次回来てもらった時に話も弾み「桐山さんとお話してると時間が経つのを忘れてしまう」と、とても喜んで頂けることも多かったです。面談後のメール相談は無料&無制限としていたのもすごく好評で、リピーター戦略は大成功したと自負しています。
大変有難いことに面談を希望されるお客様が、大勢いらっしゃって下さいました。苦肉の策でしたが、どうしても質にこだわりたく、値段も高額になりましたが、それでも予約待ちでいっぱいの状態になりました。
特に人気だったのが、メルマガの無料配信です。メルマガでは、徹底的に婚活マインドや私の信念・婚活に対する思いを心を込めて発信し続けました。音声は特に好評で、通勤時間や家事の時間に聞いて頂き、成功者のマインドや婚活で上手くいく考え方についてシェアしていました。メルマガは半年間ほぼ毎日配信したことで、実際に顔を合わせなくても私との間に強烈な信頼関係を築くことができました。高額な値段の意味や、意図もメルマガ内でしっかりと伝えていたので、「高い!」とクレームになることはなく、知的レベル・質も非常に優れたお客様にサービスを提供することができました。
長年、結婚コンサルタントとして活動した私が断言できるのは「結婚はご縁」であることです。付き合うことは容易でも「結婚」となるとハードルはグッと上がってしまいます。そのため、向き合うべき問題を抱えているのであれば、クリアしない限り結婚へと繋げることは至難の業です。例え、高収入・高学歴のハイスペックであっても異性と真剣に向き合うことをしていなかった人は、結婚の壁にぶち当たってしまうことがほとんどです。
私はどんな方であっても、徹底的に向き合い成婚までフォローし続けてきました。ときに婚活がうまく行かない不安で泣かれてしまったり、イライラをぶつけられたりすることも多いです。ですが、心を揺さぶられる経験が多いほど、人として成長していることだとも思っています。決して簡単な仕事ではありませんが、どんな人とも逃げずに真摯に向き合っていきたいと思っています。今は「この職が好き」という気持ちよりも、「私がやらなくて誰がやるの!?」という勝手な使命感を持って働かせて頂いています。
ー桐山さん、ありがとうございました。
次回は、桐山学長がぶち当たった壁についてお聞きします!